2011年06月

5,6月の回文

回文のページを更新しました。
展示で忙しくしていて、5月は更新するのを忘れていました。
解かぬ雷雲 いま 淫雨いらぬかと」~「誰と行く? 巣、出て積もう臓物 手で掬い取れた」が5月、
果てで名を失くす 仮面(マスク)なお撫でては」~「羽化の血に 生者の痛み待ち 「同じ絵師に」と泣く」が6月に作ったものです。

少ない…。

今まで一日一つ以上のペースで!と思っていましたが、さすがに忙しかったのであまり作れませんでした。
回文は、ひらめきもあるんですけど、やはりそれなりの試行錯誤の時間が必要ですね。

それから、twitterのほうで不定期に「回文祭」というイベントがあって、毎回お題を出し合ってそれぞれ回文を作って見せ合う機会があるのですが、皆さんとてもレベルが高い!!
私が無理にひねり出さなくても、世の中には素晴らしい回文がたくさんあるじゃないか・・・、と若干弱気になっております(笑)

ただ、私が作るとどうしてもエログロ耽美系に偏るので、いろんなタイプ(滑稽なもの、皮肉っぽいもの、文語調のものなど)のものに触れられるのは刺激的です。


5,6月の回文で気に入っているのはこのあたり。

見え透くか眼力 六頭追うと黒麒麟が隠す笑み

「回文祭」で、「動物の名前とそれ固有の序数詞を入れて作る」というお題をもとに作ったもの。面白いお題を考えるなあ、と感心しました。
架空の動物でもいいよね?ということで黒麒麟を登場させてみました。全てお見通しの麒麟が口元だけで笑っているイメージ。幻想的で気に入っています。


果てで名を失くす 仮面(マスク)なお撫でては

仮面展、とくに出展作「私の檻 -Give me a name」をイメージして作った回文。「仮面」と「名」を使うことができて満足。


幕無き月宴明け 蹴上げた浮き月啼く間

こちらは、舞踏イベント「月宴」のために作ったもの。
蹴上げた仮面が月と重なるようなイメージ。


遠ざかるな 海鳴らす波 忌み名すら波 唸る風音

「波」を重ねて用いることで、寄せては返す波のリズムが表現できたかなと。
呪文のように、唇に乗せてどこか心地よいような回文ができたらいいなと思っています。
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展示会DMをいただきました。

近藤宗臣さんからDMをいただきました。

ぱのらま

「続・江戸川乱歩全集Zaroffパノラマ展」

【参加作家】
平面:綺朔ちいこ 安蘭 岸田尚 古賀郁 近藤宗臣 永井健一 西川祥子 ひかり 古川沙織 百瀬靖子
立体:Noe SONIC

【会期】2011/07/01(Fri.) - 07/14(Thu.)

【会場】画廊 珈琲Zaroff



江戸川乱歩の作品をテーマにしたグループ展だそうです。
明日から展示スタートですね。
ちょうど、上京の際に立ち寄れそうです。気になる作家さんの名前ばかりで、皆さんどのように乱歩の世界を表現されたのかとても楽しみです。

マスク・アラベスク出展作について

マスク・アラベスクで展示した作品について、少し解説のようなものを書いておきます。
今回は三人展でしたので、展示会のレポというよりは自作についての想いなどを。
(写真はクリックするといくらか大きくして見られます)

DMにも使用した人形作品、「私の檻 -Give me a name」。

こんな風に左手でスカートを捲りあげて、乳房と股間のつくりもののペニスを晒すようなポーズで展示しました。
仮面、ペニス、ハイヒールの踵は皆同じようにリボンで体に括りつけています。顔は、半分見せました。

わたしのおり

この子は、顔や体型から言って少女であることは分かると思うのでペニスだけを見せる形でも良かったのですが、記号的に両性具有であることを示すには乳房とペニスの両方を見せる必要があると思い、こういう見せ方にしました。

なまえを

「仮面展」を開催するにあたって、「仮面とはどのようなものか」色々、考えました。
自分を他のものであるかのように装うもの、隠すもの、本来の自分を閉じ込めるもの、……


長くなりますので、続きは以下に…

展示会DMをいただきました。

中川多理さんから個展のDMをいただきました。

でぃーえむ

三浦悦子・人形展「侵蝕」/中川多理・人形展「白い海」
2011年6月24日[金]~7月8日[金]同時開催
★三浦悦子個展は7月18日まで開催

■月~金/13:00~20:00 土日祝/12:00~19:00
■水曜日休館(会期中、臨時休館を頂く場合もございます)
■入場料:500円
■展覧会 会場:parabolica-bis[パラボリカ・ビス]
■東京都台東区柳橋2・18・11 ■TEL: 03-5835-1180


同じ会場の1階と2階で、それぞれ三浦さんと中川さんの個展が同時開催される(もう始まっていますが)そうです!

どちらもとても好きな作家さんで、DMを戴いてから興奮しっぱなしです。いつも、遠方での展示会情報をいただくたびに「いいなあ、見に行ける人は…」と、指を咥えているばかりですが、今回は強行軍で上京して見に行くつもりです。

マスク・アラベスク、終了しました。

少し遅くなってしまいましたが、「マスク・アラベスク~仮面三人展~」終了しました。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました!

19日の舞踏イベント「月宴」も、大変盛況でした。
また、写真入りで感想などを書きたいと思います。

ますくあらべすく

ここ2ヶ月ほどは仮面展の準備にかかりきりでしたので、今はちょっと魂の抜けたような状態になっております。
力のある作家さんたちとの三人展、ダンサーの方をお呼びしての舞踏イベントなど、本当にいろんな経験をさせていただいてまだまだ脳が興奮状態にあります。

また、落ち着きましたら改めて…。

◆◆マスク・アラベスク◆◆ 始まっています!

15日より、「マスク・アラベスク ~仮面三人展」始まっております。

バタバタしていまして、あまり写真が撮れていません…。
出展作家の中嶋さん、昨年の個展のレポを書いてくださった海月さんがブログで写真入りのレポートを書かれていますので、ごらんください。
中嶋清八ブログ
黒き血の宴

搬入まで落ち着かず、個展のときよりも焦っているくらいでしたが、なんとか展示会開催にこぎつけました。
三人の作家の、それぞれに違った個性のある世界なのですが、それが整然とおさまって濃密な空間となっています。


表に面したショーウインドーには私の作品を2点、吊るして展示しています。
そのうちの一点がこちらの「青の禁句」。

あおのきんく

私の仮面作品は、あまり性別をはっきり決めていないものもありますが、この作品は少年です。
というのは、この「青の禁句」は、以前制作した「声無き青」という少年人形と同じテーマを仮面という形式で制作したものだからです。
昨年の個展のときに「声無き青」を展示した、同じ場所にこの仮面を配置してみました。

DMに写真を使った人形作品「私の檻」は、顔を半分出した状態で展示しています。

かめんのこ



展示は20日(月)まで。

展示予告 ◆マスク・アラベスク ~仮面三人展~◆

6月に京都で仮面をテーマにした三人展を開催いたします。

DM

「マスク・アラベスク ~仮面三人展~」
 江村あるめ中嶋清八Nos.

古来仮面は人としての貌を隠し、神や精霊との合一の為に、或いはひとときの匿名と放埓を得る為に造られ、着けられてきました。
しかし、その事実は人としての欲望と本質を如実に表しています。
隠す事によって内なるものを曝け出す、それが仮面ではないでしょうか。
今日においてもその魔力は衰える事無く人々を魅了し続けています。

今展覧会は三人の作家によって、自らの表現として制作された仮面と仮面をテーマとした絵画作品の展示をいたします。

三人の作家のアラベスク模様にも似た、めくるめく仮面の世界をぜひご堪能下さい。


【日時】2011年6月15日(水)~20日(月)  12:00~18:00(最終日は17:00まで)
【会場】 ギャラリー花いろ
〒606‐8423 京都市左京区鹿ケ谷桜谷町47番地 (→Google Map)
TEL・FAX: 075-761-6277



「月宴~ツキウタゲ~」

【日時】2011年6月19日(日) 開演14時~
【出演】 ShuWun飯干未奈・Kazue
【会場】 京都 哲学の道 ギャラリー花いろ
入場無料

水無月の京の夜空に居待月地には妖しき仮面の宴

展覧会「マスク・アラベスク」にて展示中の仮面を使った気鋭のダンサーによるパフォーマンスが開催されます。
三人のアーティストと三人のダンサーの奇跡のコラボレーション。
月明かりに照らされて踊る人外たちの宴。
ぜひご堪能下さいませ。


★展示が始まるまで、この記事は最上部に配置しておきます。更新された記事は、この記事の下に表示されます。
↓「続きを読む」 にて、DM設置場所を記載しています。

◆マスク・アラベスク◆ 出展作品のご紹介

展示会の間際になってしまいましたが、出展作品の一部をご紹介いたします。

「月流る」
ながめかめん


「箱庭の秩序」
はこにわ


「解」
かい


簡単な解説などは↓「続きを読む」にて。

マスク・アラベスク 作家在廊日について

いよいよ一週間後に迫ってきました!
展示のことで頭がいっぱいです。

今のところ、出展作家の在廊予定日は以下の通りとなっています。

江村あるめ:15、16、18、19、20日
中嶋清八さん:15、19、20日
Nos.さん:17、18、19日


19日のダンスイベントの日は、出展作家が3人揃います。