2014年11月

雨水童子

童子

かなり間際になってしまいましたが、雨水童子が完成しました。
52㎝の人形です。和紙貼りにアクリル彩色。

仕上がるまでどうなるか分からない、というような手さぐりでの制作が多いですが、この子は最初に思い描いていた姿に近いところに着地できたように思います。

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アートラッシュ「魔女&ドクロス展」

おしらせが大変遅くなってしまい申し訳ないのですが、先日までアートラッシュ「箱庭展」で展示していた作品は、ダークな雰囲気が次の展示のテーマにも合うのでは…ということで、引き続き「魔女&ドクロス」展にて展示していただいています。

展示は12月1日(月)まで。


店内写真をいただきました↓
こうやって壁に掛けるとよい雰囲気です。私の作品は、枠の中に入っているほうがやはり安心できる、かも。

まじょドク

まじょドク

『魔女&ドクロス』展
2014年11月12日(水)~12月1日(月)
am11:30~pm8:00(月曜日pm5:00まで)
定休日 火曜日(入場無料)

『人形展Doris』出展作品

12月2日から古書ドリスにて開催される『人形展Doris』に出展する作品は、以下の4点です。

「長雨」2011年
長雨
私の作品の中で最もナチュラルな肌の色をした、日本人らしい女の子です。

「キセキ眠る城」2011年
キセキ眠る城
関西で行われた企画展のために制作した子で、キセキは「貴石」、「奇跡」、「軌跡」の意味があります。
東京個展には連れて行かなかった子です。DMに写真を使用していただきました。

「雨水童子」2013年(個人蔵)
童子
25cmの小さな雨水童子です。
天から落ちてきた雨粒の男の子です。地に落ちてくるまでに見てきたことを、生まれたばかりの「ひな」に話して聞かせるという小さなおはなしがあります。

「雨水童子」2014年(新作)
IMG_3084.jpg
60cmの、ちょっと大きくリアルになった雨水童子です。
同じ子を違うサイズ、違うデフォルメ度合いで作るのは面白いなと思いました。

違った雰囲気の子を集めた展示になりますが、違うようでいて繋がっている部分もあると思います。
「長雨」「キセキ眠る城」は2011年の作品で、ここから最新作まで3年以上の時が経っています。
3年も経つと、上達したなあと思うと同時に今はもうできなくなっていることもあったり…。
少し時間を経た作品を並べてみると、色々見えてきそうです。

二粒の

制作中の「雨水童子」です。
眼を入れて、眉毛を描いたところです。
これまでは、粘土で成形する段階から眼を入れたまま完成まで作り進めていましたが、今回は彩色を終えてから眼を入れてみました。
眼を汚したり傷つけたりする心配がなくて良いですね。

IMG_3084.jpg

この子を作り始めた当初から、眼は玉眼にしたい!と言い続けていました。
玉眼というのは、鎌倉時代から仏像に取り入れられた表現で、当時はレンズ状に削った水晶の内側から瞳を描き入れ、白目にあたる部分に綿や和紙を詰めて眼の表現としたものです。
鎌倉期の写実性を重視した仏像表現において、まなざしを生き生きとさせる重要な表現といえます。

これを、今回の人形には取り入れてみたいと思っていたのですが、なかなか良い素材が見つからず…。
今回は瞳の部分だけレンズ状になった素材を使い、この内側から虹彩の模様を描きこんでいます。
玉眼とは違いますが、内側から瞳を描く手法を取り入れたのは面白かったです。

虹彩の裏側には鏡を貼り、光の加減によってキラッと光って見えます。

【展示のおしらせ】 「箱庭展」 

展示のおしらせです。

はこにわてん

「箱庭展」
会期:2014年10月29日(水)~11月10日(月) 11:00~20:00(月曜は17:00まで) 火曜定休
会場:アートラッシュ(代官山・恵比寿)


私は箱作品を数点出展する予定です。
最近の記事で紹介している、小さい人形を使った作品です。

なお、DMでは「江村あるめ(球体関節人形)」と記載されていますが、今回は球体関節ではなく固定ポーズ人形を箱に入れた作品になります。ギャラリーとの連絡が行き違いになってしまい申し訳ありません。

今回は在廊予定はありませんが、よろしくお願いいたします。


※この記事は会期が始まるまでこのブログの最上部に表示されます。更新された記事は、この記事の下に表示されますのでご注意ください。